「ScalaでPlay Framework」というと、Play Framework 2系になります。しかし事情によりPlay Framework 1.x系でScalaを使いたい場合があります。そのときは「Play Framework 1.x用Scalaモジュール」を導入するのがよいです。
※ただし、導入されるScalaは2.8です。また、メンテは止まっていると思われます。ただ、ちゃんと使う事はできます/ました。
■ 準備
・下記URLがPlay Framework 1.x用Scalaモジュールの本家サイトです。
http://www.playframework.com/modules/scala
コードはGitHubにも上がっています。
※導入し、利用するだけなら(=ソースを見る必要が無いなら)、バイナリーを個別にダウンロードする必要はありません。
・事前に1.x系のPlay Frameworkがインストールされている必要があります。
■ 導入手順
1. ターミナルを開いて、下記コマンドでScala Moduleの導入を行います。これだけでモジュールのコードが自動でダウンロードされ、展開されます。
※0.9.1が同梱するScalaのバージョンは2.8.1です。
2. 導入済みPlay Frameworkが1.2.5(※導入実施時点で1.x系の最新)などの場合に、途中で、
~ This module is compatible with: 1.2.2
~ Do you want to install this version (y/n)?
と尋ねてきたら、yesと答えてください。
■ 確認
・導入済みPlay Frameworkの"modules"サブディレクトリに"scala-0.9.1"というサブディレクトリが追加されます。
(例)/usr/local/play-1.2.5/modules/scala-0.9.1
・さらに、配下の"lib"ディレクトリ内にたくさんの.jarファイルがあります。特に、下記2点が含まれていることを確認してください。
◆以上